更新日:2025年1月22日
公開日:2015年10月21日
自動車保険は、一般的に月払い(分割払い)より年払い(一括払い)のほうが保険料を安く抑えられます。自動車保険料を抑えたい方は、支払方法を年払いにするのがおすすめです。
しかし、年払いにすると一度に支払う保険料が高額になる可能性があり、負担に感じる方もいるでしょう。一括で支払うのが難しい場合は月払いを選択することをおすすめします。
自動車保険の月払い(分割払い)と年払いはどちらが安いのか、クレジットカード以外にコンビニ払いや口座引き落とし(口座振替)はできるのかなどご説明します。
自動車保険料の月払いと年払いで悩んでいる方は、参考にしてください。
自動車保険の保険料の支払方法は、月払い(分割払い)か年払い(一括払い)のどちらかを選択できます。一般的には、月払いよりも年払いのほうが費用を抑えられるという特長があります。月払いにすると手数料が発生し、年払いの保険金額を12分割するよりも高くなるためです。少しでも保険料を安くしたい方は、年払いを選択するとよいでしょう。
ただし、年払いだと年間の保険料を一括で支払うため、一度に支払う金額が高額になります。家計の状況などを見ながら、無理のない支払方法を選択することが大切です。
自動車保険の月払い(分割払い)は、年間保険料を12回に分けて支払う方法です。1年分の保険料を1回で支払うのが難しい場合は、月払いを選択するとよいでしょう。月払いにすると手数料が発生するため、保険料の総額は年払い(一括払い)よりも少し高くなるのが一般的です。
月払いの場合、支払方法の選択肢がクレジットカードに限られるなどの場合があるので、保険会社の案内を充分に確認しておくと安心です。
分割払いには、クレジットカード所定の支払方法もあります。クレジットカード所定の分割払いは、クレジットカードの会員専用アプリやウェブサイトから、自分で分割払いやリボ払いに設定を変更する方法です。保険会社への支払方法を一括払いに設定したあと、任意の回数に変更できます。
支払方法を変更する場合は、クレジットカードのアプリやウェブサイトで手順を確認しましょう。分割払いやリボ払いにすると、クレジットカードの手数料がかかる点に注意してください。
自動車保険の年払い(一括払い)とは、保険料の支払いを1回で済ませる方法のことです。分割払い(月払い)と比べて、保険料の総額が安いという特長があります。
ここでは、チューリッヒの自動車保険の保険料を例に、年払いにした場合、分割払いに比べてどれくらい安くなるのかを説明します。
普通車(プリウス(ZVW55))の場合、一括払いと分割払いの例は以下の通りです。月払いを選ぶと2,970円 × 12回 = 35,640円となり、一括払いのほうが4,440円安いことがわかります。
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軽自動車(N-BOX(JF3))の場合、一括払いと分割払いの例は以下の通りです。月払いを選ぶと2,650円 × 12回 = 31,800円となり、一括払いのほうが4,030円安いことがわかります。
契約内容・詳細条件はこちら
保険会社によってさまざまですが、保険料の支払方法はクレジットカードやコンビニエンスストア払い、銀行振込や口座引き落とし(口座振替)などがあります。
しかし、保険会社によっては、「月払いで選べる支払方法はクレジットカード払いのみ」となっているので注意しましょう。
チューリッヒでは、以下の表の通りクレジットカード以外にも口座引き落とし(口座振替)で月払いができます。ただし、電話でのお申込みが必要です。
支払方法 |
インターネットで お申込み |
電話で お申込み |
|
---|---|---|---|
クレジットカード | 一括 | ◯ | ◯ |
分割※ | ◯ | ◯ | |
コンビニエンスストア | 一括 | ◯ | ◯ |
分割 | × | × | |
銀行振込 | 一括 | ◯ | ◯ |
分割 | × | × | |
預金口座振替 | 一括 | × | × |
分割 | × | ◯ |
※ クレジットカード分割払い(クレジットカードによる当社11回分割払い)は、チューリッヒの自動車保険では年間保険料を11回分割でお支払いいただきます。初回に2ヵ月分の保険料お支払いいただき、保険始期日の翌月から10回に渡り、ご指定のクレジットカードにて決済いたします。
※ 以下の場合はコンビニエンスストアでのお支払い対象外となります。
・年間保険料が30万円越えの場合
・契約内容に変更が生じた場合の差額保険料のお支払い(クレジットカード払い、もしくは銀行振込のみとなります。)
加入する予定の保険会社のウェブサイトなどを確認したうえで、自分に合った支払方法を選択しましょう。
チューリッヒのネットや電話でかんたん申込み方法について詳しくはこちら
自動車保険を月払い(分割払い)にすると、以下のメリットがあります。
月払いにすると、一度に支払う保険料が少ないというメリットがあります。
契約内容によっては、1年間の保険料が高額になる可能性もあるでしょう。年払い(一括払い)でまとまった保険金額を支払うのが難しい場合、月払いにすることで一度に大きな額を用意する必要がなくなります。
また、月払いにすると毎月の固定費として家計管理がしやすくなります。年払いのように年に1回の支払いである場合、家計管理に含めるのを忘れてしまうことも考えられます。
月払いにすると、毎月必ず発生する出費となるため、家計管理から漏れる可能性は少ないでしょう。
自動車保険を月払い(分割払い)にすると、以下のデメリットがあります。
月払いの場合、分割手数料により、一般的に年払いよりも保険料が少し高くなります。保険料をまとめて支払うのが難しい方にとってはやむを得ないことかもしれませんが、年払いよりも高くなることを理解したうえで選択しましょう。
また、月払いは、選択肢が限られる可能性があります。一方、年払いでは、クレジットカードや口座引き落とし(口座振替)だけでなく、コンビニエンスストア払いや銀行振込も可能です。支払方法の選択肢を増やしたい場合は、年払いも検討しましょう。
なお、実際の支払方法の選択肢は、保険会社によって異なります。申し込む際に支払方法を確認するようにしましょう。
自動車保険を年払い(一括払い)にすると、以下のメリットがあります。
年払いは手数料がない分、保険料を抑えられます。少しでも保険料を抑えたい方は、年払いを選ぶことをおすすめします。
保険料の支払いは、年に1回、自動車保険の契約更新後です。支払いに備えることができるため、月払いのように「今月は残高が不足していて支払えなかった」といったトラブルも少ないことがメリットです。
自動車保険の支払方法は、年払いのほうが選択肢が多くあります。保険会社によっては、「月払いはクレジットカード、口座引き落とし(預金口座振替)のみ」ということもあります。
自分に合った支払方法を選びやすいのは、年払いのメリットのひとつです。
年払いは12ヵ月分を一括で支払うため、ある程度お金に余裕がないと難しいでしょう。保険料が高めの方や複数台契約している方などにとっては、それをデメリットに感じるかもしれません。
一度に高額な保険料を支払うのが負担だと感じる方は、月払いを検討してみるとよいでしょう。
ここでは、自動車保険の保険料を月払い(分割払い)にしたときの注意点をご説明します。
保険会社によっては支払方法次第で申込み方法が限られている場合があります。
チューリッヒの場合、分割払いはクレジットカード払いと口座引き落とし(口座振替)が対応しています。口座引き落とし(預金口座振替)の場合は電話での申込みが必要です。電話での申込みの場合、インターネット割引が適用されない点に注意しましょう。
※預金口座振替の分割払いはお電話でのお申込みのみとなります。
月払い(分割払い)を選んだ場合、保険会社が指定した分割回数で支払うことになります。
チューリッヒでは、初回の支払いを含め12分割11回払いとなり、初回は2回分の分割保険料を支払います。2回目以降は、11回目までの分割保険料を支払うことになります。
分割回数を自分で決めたい場合は、クレジットカード所定の分割払いにするとよいでしょう。ただし、クレジットカードの分割払いは、手数料が発生する点に注意しましょう。
自動車保険は、一般的に契約始期日を超えると、月払い・年払いの変更ができません。契約始期日の前日までは支払方法の変更が可能なため、支払方法を変えたい場合は早めに自動車保険のカスタマーケアセンターに連絡しましょう。
チューリッヒのカスタマーケアセンターの安心サポートについて詳しくはこちら
自動車保険料を月払いにする場合、口座引き落とし(口座振替)を選んでいる方は残高不足にならないように注意しましょう。
月払いでは、毎月決まった日に保険料の支払いを行うことになります。自動で引き落としされるため、残高不足に気づかず、支払いが完了していないことがあるかもしれません。
保険料が未払いの状態で交通事故を起こすと、保険金を受け取れない可能性があります。さらに、未払いの保険料が期日までに支払えなければ、保険の契約が切れてしまうこともあります。残高不足や未払いを起こさないように注意してください。
自動車保険料の総額は、一般的に月払い(分割払い)よりも年払い(一括払い)のほうが抑えられます。しかし、まとめての支払いが難しい場合は、無理なく支払える月払いを選択したほうがよいでしょう。自分に合った支払方法を選ぶことが大切です。
月払いと年払いの自動車保険料を比較したい場合は、保険料がいくらになるか見積りをしてみましょう。スマートフォンやパソコンで見積りシミュレーションしてみることをおすすめします。
月払いは、毎月保険料が引き落とされるため、口座にお金を入れておかないと、保険料が未納になってしまいます。保険料が引き落とされる日が近くなったら、念のため口座に残高があるか確認しておきましょう。
資格:CFP
東証一部上場企業で10年間サラリーマンとして勤めるなか、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
保険料を月払い(分割払い)にすると、以下のメリットがあります。
保険料総額で比較すると、一般的に年払いのほうが費用を抑えられます。
ただし、年払いは一度に支払う保険料が高額になる可能性があるため、まとめて支払うのが難しい場合は、無理なく支払える月払いがおすすめです。
保険料の支払方法は保険会社によって異なるため、保険会社のウェブサイトで確認してください。チューリッヒは、クレジットカードの分割払いにも対応しています。
※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。
※チューリッヒの自動車保険に関する内容について
本記事内で紹介しているチューリッヒの自動車保険に関する内容につきましては、ご契約の保険始期および契約条件によって、ご契約のお客さまに適用されない場合がございます。
必ずお客さまの保険証券、約款、重要事項説明書の記載などをご確認ください。
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