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vol.6 チャイルドシートの年齢による選び方と、ISOFIXなど最新情報

竹岡圭の” やさしい ”ドライビング入門

お子様と一緒に安全&快適なドライブを楽しむためには、チャイルドシートは大人のシートベルトがきちんと使えるようになる、身長140cmを目安に使いましょう。

子どもが嫌がるから、チャイルドシートが使えない?!

2000年4月に着用が義務化されたチャイルドシート。義務化された当初から着用率は一気に上がったものの「使わないと捕まるから仕方なく…」という方も多いのが現状ではないでしょうか。実は2017年のチャイルドシートの使用率は64.1%なんです。

6歳未満のチャイルドシート乗車状況

6歳未満のチャイルドシート乗車状況
出典:JAFホームページ チャイルドシート使用状況全国調査(2017年)警視庁・JAF合同調査をもとに作成

お母さんたちにお話を伺うと、もちろん皆様、カワイイわが子の安全は大事なので、装着するのがイヤというわけではないのです。「子どもが嫌がるから、子どもが泣くから、かわいそうで使わない、使えない」ということなんですよね。でも、万が一のことを考えたら、チャイルドシートを使わない方がよっぽどお子様がかわいそうなことになるのは言うまでもないこと。目の前でワンワン泣かれてしまうと確かにツライですが、泣いてもぐずっても、使ってあげるのが優しさではないでしょうか。

チャイルドシートは3種類、乳児用は後ろ向きに。

さて、一般的にチャイルドシートとひと括りで呼ばれていますが、大きく分けて乳児用、幼児用、学童用と、お子様の成長度合いや体格に合わせて、3種類のシートがあります。中には、この内の2つの時期を兼ね備えたものもあります。

乳児用チャイルドシート 幼児用チャイルドシート 学童用チャイルドシート
乳児用 幼児用 学童用
体重:10kg未満
参考身長:70p以下
参考年齢:新生児〜1歳くらい
体重:9kg〜18kg
参考身長:65〜100cm以下
参考年齢:1歳〜4歳くらい
体重:15〜36kg
参考身長:135cm以下
参考年齢:4歳〜10歳くらい

出典:国土交通省ホームページ チャイルドシートの種類より

※対象となる身長、年齢は目安です。

乳児用というのは進行方向に対して後ろ向きに取り付けるものです。クルマのシートの背もたれにお子様の足がぶつかってツライくらい成長してきたら、前向きの幼児用のシートに付け替えます。安全性のことだけを考えると、衝撃は大きな面で受けるほうが安全性が高いので、なるべくギリギリまで後ろ向きにしておいたほうが安心です。

この際、気を付けていただきたいのが肩ベルトの位置です。チャイルドシートの中に装着されている肩ベルトは高さが調整できるようになっていますが、後ろ向きで使用するときは、肩よりも低い位置から、前向きで使用するときは、肩よりも高い位置からお子様の肩に掛かるように調整しておかないと、万が一の際にお子様がベルトからすっぽ抜けてしまうことがありますので要注意です。

後ろ向き使用時
肩ベルト通し穴を肩より低い位置。
前向き使用時
肩ベルト通し穴を肩より高い位置。

肩ベルトの適切な位置について
肩ベルトの適切な位置について

6歳になっても、身長140cmに達するまで学童用シートを!

お子様が成長し前向きシートにしてからは、成長度合いや体格によって幼児用から学童用と使い分けていきます。きちんと頭までサポートされた幼児用シートを、なるべく長期間使った方が安全性が高いのですが、お子様の成長にあわせて学童用シートに切り替えましょう。
学童用シートの背もたれなしのものは、クルマに備え付けられている大人用のシートベルトをきちんと使えるようにするためのサポートグッズです。大人用のシートベルトの設計範囲である、身長140cmを一つの目安に使い続けてくださいね。

座面だけのブースターシート(背もたれなし) 背もたれ付き
座面だけのブースターシート
(背もたれなし)
背もたれ付き

ちなみに、年齢に関係なく身長140cmに達するまで学童用シートを使いましょうというのは、最近の世界的な流れでもあります。日本では、チャイルドシートの使用義務の対象は「6歳未満」と定められているため、6歳になったら、まだ体格が小さくても使うのを止めてしまう方が多いのが現状です。6歳を過ぎても、大人と同じくらいの体格になるまでは、身体の中、つまり骨は大人と同じように固まってはいないので、なるべくなら学童用シートを使ってあげてくださいね。

また体格が小さめのお子様はシートに座った際にお腹がクの字に落ち込んでしまったり、車窓から景色が見えなかったりするので、車酔いしやすくなると言われています。車酔いを防ぐためにも、学童用シートをきちんと使ってあげてほしいと思います。

ご自分のクルマにどんなチャイルドシートが適しているのか確認! 

Eマーク(現行基準を満たした製品)

Eマーク
※1チャイルドシートの種類
○UNIVERSAL(汎用)
○SEMI UNIVERSAL(準汎用)
○RESTRICTED(限定)
○SPECIFIC VEHICLE(特定車両用)
※2装置を認可した国の番号
例:E1(ドイツ)、E43(日本)等

出典:国土交通省ホームページ 安全基準を満たしたチャイルドシートに添付されるマークをもとに作成

最後にチャイルドシートの選び方について簡単にお伝えします。チャイルドシートの現行の安全基準に適合しているものには、製品にEマークが添付されています。まずはこのマークがあるかどうか確認してください。またシートベルトで装着するものよりもISOFIX(アイソフィックス)に対応しているものの方が、ミスユースが少なくなる傾向にあります。ISOFIXとは自動車の座席にチャイルドシートを固定する方式の国際標準規格で、2012年7月以降に発売された全ての自動車に装備が義務付けられています。

従来型シートベルト固定方式とISOFIX固定方式

従来型シートベルト固定方式ISOFIX固定方式

ちなみにISOFIXは取り付け方も簡単です。まずは、ご自分のクルマにどんなチャイルドシートが適しているのか確認しましょう。注意していただきたいのは、中には規格に適合していない安価なものもあることです。ISOFIXの規格に適合しているか、確かめてから購入するようにしてくださいね。

※ 本記事は著者個人の見解・意見によるものです。

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※1 大手損害保険会社(3社)から切替えた当社ご契約者アンケートより算出。(回答数:1,829件/集計期間:2018年1月-2018年8月)お客さまの申告による、加入中の保険会社から提示された継続保険料と当社契約保険料の差額であり、当社商品・補償内容が前契約保険会社と異なるケースも含まれます。

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