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vol.7 安全でスムーズな車線変更、これだけで変わるたった5つのコツ

竹岡圭の” やさしい ”ドライビング入門

車線変更って、運転にまだまだ慣れないうちは、とっても大きな難関ですよね。私も免許取り立てのときは、ヒヤヒヤしながら車線変更していたのを思い出します。今回は、最低限これだけは覚えておいてほしい!安全でスムーズな車線変更のコツを5つに厳選してご紹介します。

安全でスムーズな車線変更のコツ

コツ1 入りたい車線の速度に合わせる!

車線変更のいちばんのポイントは、入りたい車線の流れに合わせることです。難しいなぁと感じるのは、大抵の場合、自分がいま走行している速度よりも流れが速い車線への変更ではないでしょうか。入りたい車線の流れと同じ速度で合流していけば、後続車が迫ってくることもなく、スムーズに入れるというわけです。

理屈はわかるけれど…。裏を返せば自分がいる車線の方が遅いわけだから、流れの速い方の車線の速度に合わせると言われてもムリ!と、思われる方が多いことでしょう。

そんな場合の裏技をひとつお教えします。現在自分がいる車線内で少しだけ速度を落とし、前走車との車間距離を取ります。あまりに極端に取ると、周りのクルマへの迷惑となりますので、あくまでも迷惑にならない程度にします。そこでめいっぱいアクセルペダルを踏み込んで一挙に加速。入りたい車線の流れの速度になるべく近づくように加速します。そしてアクセルを踏みながら車線変更するのです。そうすればすんなり入れるハズです。

流れの速い車線に合わせる裏技は、いったん速度を落として一挙に加速! 流れの速い車線に合わせる裏技は、いったん速度を落として一挙に加速!

その際に、自分が入りたい車線の前走車のお尻を追いかける、お尻について走る感覚で車線変更します。もちろん、車線変更する前に、ウィンカーを出すのをお忘れなく。

コツ2 ウィンカーを出すタイミングは3秒前!

法令では、「運転者は、同一方向に進行しながら進路を変える場合には、その3秒前に合図を行う」とされています(道路交通法施行令第21条第1項)。でもなんで「3秒前」なのでしょうか?

もちろんこの3秒前には理由があります。もしも自分の前に、何の合図もなく突然他のクルマが入ってきたら…!ビックリしますよね。ヒヤッとしますよね。イラッとしますよね。なにより危ないですよね!相手にそう思わせないために「そちらに行きたいんです〜」「今からそちらに行きますよ〜」と、相手に周りに、自分がこれからどうしたい、どうしますよとお知らせするために出すのがウィンカーなんです。

つまりウィンカーは自分の意思を周囲に伝えるためのアイテム。他人に自分の行動を伝える手段として使います。相手にもその合図に気づいて納得して身構えてもらう。「3秒」はそのために必要な時間と考えてください。

ウィンカーは3秒前に点滅させて、相手に合図しましょう ウィンカーは3秒前に点滅させて、相手に合図しましょう

車線変更する間際、車線変更の途中や終わりかけでウィンカーを出しはじめるクルマを見かけることがありますが、そのやり方はとっても迷惑、かつ事故を誘発する危険な行為です。クルマの運転は自分本位ではダメ。他人と一緒に走っているのだということを、自覚することが大切です。

コツ3 安全確認の最後は直視で真横を確認!

いざ!車線変更をするべくハンドルを切る前に、やらなければならないことがあります。それは安全確認。ウィンカーを出している3秒間に、最後の安全確認をします。基本的に前方はすでに確認していますから、まずはルームミラーで後方を確認。自分がいる車線と、入ろうとしている隣の車線に変わった動きがないかどうかチェックします。続いて、入ろうとしている車線の側のドアミラーで後方を確認し、最後に直視で死角を確認します。クルマには必ずミラーではカバーしきれない死角というものがありますので、最後は必ず直視で真横を確認するのをお忘れなく。

最後は直視で!後方からバイクが来ているときは無理をしない 最後は直視で!後方からバイクが来ているときは無理をしない

また、後方からバイクが来ているときも要注意です。バイクなどの小さなものは、ミラーを通して見た印象よりも、実際速度が出ていることが多く、想像以上にあっ!という間に近づいてきます。相手に自分の意思がきちんと伝わっているかどうかよくわからない場合は、いっそやり過ごしてから車線変更するほうが安全です。

コツ4 ある程度の経路を把握しておく!

そんな感じでバイクをやり過ごしていたとか、車線変更しようとしたら突然周囲のクルマが間合いを詰めてきて入れてくれなかったなど、思ったところで車線変更できずに、曲がるべきところで曲がりそびれた!なんていうこともあるかもしれません。それを防ぐには、事前にある程度の経路を把握しておくことが大切です。いまはナビゲーションシステムがあるので、ひと昔前のように事前に地図を広げて経路を確認する方がずいぶん減ったと思いますが、ウェブ上の地図などもありますので、大体の経路を事前に把握して自分の頭の中にルートマップを描いておくと、慌てることも少なくなるはずですよ。

経路は事前に確認! 経路は事前に確認!

コツ5 ハンドル操作はジワリと!

実際にイザ車線変更する際のハンドル操作は、急に大きくではなく、ジワリと小さく切るイメージです。クルマを隣の車線に真横に平行に移動させるイメージで、ジワリと操作してください。そうすれば、万が一死角のクルマを見落としていたなどというときや、周りのクルマが気が付いていなかったときなどにも、最悪の事態を防ぎやすくする余裕も生まれますし、クルマが安定して動くのでふらついてヒヤリとすることもありません。

ハンドルはジワリと小さく切るイメージ ハンドルはジワリと小さく切るイメージ

お礼の気持ちはハザードより手や目をつかって!

車線変更のためウィンカーを出すと、わざと車間距離を詰めてくる人もいますが、そういう人は放っておきましょう。ウィンカーを出すと、一定の車間距離を保ってくれたり、逆に入りやすいようにアクセルを緩めて車間距離をあけてくれる人もいます。そういう方へは、手をあげたり目線を送ったりして、お礼の気持ちを表して車線変更しましょう。

手をあげたり目線を送ったりしてお礼の気持ちを表しましょう 手をあげたり目線を送ったりしてお礼の気持ちを表しましょう

そのお礼の気持ちを表すサンキューハザード(ハザードを数回点滅させてお礼の意を表す方法)ですが、最近だいぶ一般的にはなってきたものの、地域によってはこのルールを知らない方もいらっしゃいます。なるべく手や目を使ってのコンタクトでお礼を表しましょう。ハザードはあくまでも、非常緊急事態を周囲のクルマにお知らせするものなので、あまりむやみに使わない方が賢明です。

<こんな場所での車線変更は要注意!>

どんなに車線変更に慣れたとしても、事故が起こる可能性が高い場所での車線変更は十分な注意が必要です。

黄色い実線の進路変更禁止場所

自動車教習所で習ったと思いますが、車両通行帯が黄色の実線で区画されている場所は、車線変更禁止です。当然、違反になってしまうので気を付けましょう。

交差点の直前

交差点の直前は特に事故が発生しやすい場所です。経路の確認を事前にしておいて、なるべく手前の方で車線を変更しておくのが大切です。

トンネル内

トンネル内は暗いうえに壁との距離が近くて狭く感じるため、いつもの道路と感覚が違うはずです。ライトが付いていないクルマもあるため、よくよく注意してくださいね。

※ 本記事は著者個人の見解・意見によるものです。

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※1 大手損害保険会社(3社)から切替えた当社ご契約者アンケートより算出。(回答数:1,829件/集計期間:2018年1月-2018年8月)お客さまの申告による、加入中の保険会社から提示された継続保険料と当社契約保険料の差額であり、当社商品・補償内容が前契約保険会社と異なるケースも含まれます。

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※1 大手損害保険会社(3社)から切替えた当社ご契約者アンケートより算出。(回答数:1,829件/集計期間:2018年1月-2018年8月)お客さまの申告による、加入中の保険会社から提示された継続保険料と当社契約保険料の差額であり、当社商品・補償内容が前契約保険会社と異なるケースも含まれます。

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