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フロアジャッキとは。使い方やおすすめのフロアジャッキ。2t・3t、アダプターについて

車のタイヤ交換をはじめ、足回りの修理や整備に欠かせない道具が「ジャッキ」です。

ジャッキは、車種や用途に応じてさまざまなものがありますが、なかでもよく使われているのが「フロアジャッキ」と呼ばれるタイプです。

本記事では、フロアジャッキを正しく活用するために、その使い方やおすすめのフロアジャッキや、専用アダプターの使用などについてご説明します。

フロアジャッキとは

そもそもフロアジャッキとは、どのような装置なのでしょうか。
まずは、その概要と使用目的について確認しておきましょう。

フロアジャッキは、なぜ必要なのか

タイヤ交換やタイヤチェーンの脱着など、車の下部を修理・整備する際には、車体を浮かせる「ジャッキアップ」、浮かせた車を地面に下ろす「ジャッキダウン」の作業が必要となります。

この際に使われる道具が「ジャッキ」です。
「ジャッキ」とは、小さな力の作用で重量がある物を、垂直に持ち上げる機械装置のことをいいます。

このうち自動車の修理では、主に「パンタグラフジャッキ」と「フロアジャッキ」が使われます。

パンタグラフジャッキ

パンタグラフジャッキは、車内に搭載されていることも少なくありません。
クランク棒を用いて手動でネジを回し、車体を上げ下げします。

フロアジャッキ

フロアジャッキは「ガレージジャッキ」とも呼ばれ、上の写真のような縦長の筐体にジャッキアップのためのレバーを備えたタイプです。

ネジを回すことで車をジャッキアップするパンタグラフ式に比べ、フロアジャッキは油圧式で車の上げ下げが簡単に行えるメリットがあります。

フロアジャッキの使い方

実際にフロアジャッキで車をジャッキアップ/ジャッキダウンする方法について基本的な流れを見ていきましょう。
すべての作業は、各製品の取扱説明書をよく読んで行ってください。

ジャッキアップ

  1. 作業は、平坦な固い地面で行います。地面にジャッキを置き、車種ごとに決められたジャッキを当てる適切な場所(ジャッキポイント)にサドル(車体を支える部分)をセットします。
  2. リリースバルブを時計回りに締めます。
  3. ハンドルをハンドルスリーブに差し込み、本体に固定します。
  4. ハンドルをポンプのように上げ下げして、サドルをジャッキポイント付近まで上昇させます。一時停止し、荷重の中心がサドルの中央にかかることを確認します。
  5. ハンドルをさらに上げ下げして、必要な高さまで車体をジャッキアップします。

ジャッキダウン

  1. ジャッキアップの際に締めたリリースバルブをゆっくりと緩めると、車体が下降します。急激に緩めると、車体の下降も急激となり、危険です。
  2. 作業完了後は、フロアジャッキの各部についた泥や油、水滴などの汚れを拭き取ります。

フロアジャッキを使用する際の注意点

フロアジャッキを使うときは、以下のような点に注意が必要です。

  • ジャッキアップした状態のまま、車体の下には絶対に入ってはいけません。また作業をはじめるときは、車の下に人や物がないことを確認しましょう。
  • 傾斜地や軟弱な地面、平坦でない場所での作業はやめましょう。ジャッキが傾いたり、サドルが外れたりして車体が落下する可能性があります。特に、傾斜地では自動車が動き出してしまい、大事故につながる危険があります。
  • 作業ができる高さまで上昇させたら、そこでジャッキアップを停止しましょう。必要以上のジャッキアップは、装置の故障やバランスを崩すことによる事故につながります。

なおジャッキの操作には、この他にも多くの注意すべき点があります。
製品の取扱説明書で「危険」「警告」「注意」などの項目をよく確認して作業してください。

おすすめのフロアジャッキは

フロアジャッキは、車重や車高、車のタイプによっても使用できる製品が異なります。
ここでは代表的なフロアジャッキを見てみましょう。

フロアジャッキ 2t

軽自動車や小型普通自動車のタイヤ交換やメンテナンスには、「2t」タイプのフロアジャッキが使用できます。
製品仕様に「最大荷重:2t」などと書かれています。

フロアジャッキ 3t

SUVやミニバンなどには、一般的な車高の車には最大荷重がより大きい「3t」タイプのフロアジャッキが使用できます。

ローダウンにおすすめのフロアジャッキ

ローダウン車の場合は、低い車高に対応したフロアジャッキが使用できます。

たとえば、通常の3tタイプのフロアジャッキでは揚程(車を持ち上げられる高さ)が最小140mm程度であるのに対し、ローダウン車対応製品は85mm程度からとかなり低めにつくられているものがあります。

フロアジャッキのアダプター

ここではフロアジャッキを購入する際の注意点と、備えていると便利な「フロアジャッキアダプター」と呼ばれるアイテムについてご説明します。

フロアジャッキ選びで確認すべきことは

フロアジャッキを選ぶ際には、愛車の車両重量・車高・ジャッキポイントの配置をメーカーのウェブかサイトのスペック表で確認して選定する必要があります。

ジャッキポイントの仕様は、車種によって異なります。
一般的にはフロアジャッキ、パンタグラフジャッキ、ボトルジャッキでそれぞれジャッキポイントは異なりますので、車での配置を確認しましょう。

フロアジャッキアダプターとは

フロアジャッキをパンタグラフジャッキ用のジャッキポイントで使用したい場合は、その製品専用のジャッキアップ用アダプターを購入し、装着することで使用可能となります。

アダプターを購入する際には、お持ちの車に設置されているパンタグラフジャッキ用のジャッキポイントの形状とアダプターのサイズが適合するかについても確認が必要です。

まとめ

今回は車の足回りの修理やメンテナンスに最適なフロアジャッキについて、さまざまな角度からご説明しました。

レバーを上げ下げするだけで車体を浮かせることができるフロアジャッキは慣れればとても便利です。

一方で誤った使い方をすると、車体の落下による下敷きや傾斜地での無人滑走など悲惨な事故につながる危険性があります。

決して不安定な状態での作業は行わず、必要に応じて車輪止めなどの補助具も用いながら、万全の状態で作業を行うよう心がけましょう。

最後に、車を所有されている方は、チューリッヒの自動車保険をぜひご検討ください。
万が一の車の事故・故障・トラブルに備えておくと安心です。

※記載の情報は、2021年2月時点の内容です。

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