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NEXCO(ネクスコ)とは。各NEXCOの料金設定。通行止め・渋滞情報の確認方法

NEXCO(ネクスコ)は、全国の高速道路の管理や建設、サービスエリア・パーキングエリアを運営している企業として知られています。

NEXCOは、東日本、中日本、西日本の3つのエリアを管轄する会社がそれぞれのエリアに置かれ、地域ごとの運営を担っています。

本記事では、NEXCOの事業内容のなかで、特に道路管理事業や料金設定、サービスエリア事業を中心にご説明します。

NEXCO(ネクスコ)とは

NEXCO(ネクスコ)の名称は、「Nippon Expressway Company Limited」の頭文字をとって、「Next(次なる)」と「Co(「共に」を意味する接頭語)」の2つを包括しています。

NEXCOは、高速道路に関して、道路管理運営、道路建設、サービスエリアの運営、高速道路関連ビジネス、技術開発、環境への取組み、海外事業などを手掛けています。

NEXCO全体の組織構造

NEXCOは、東日本、中日本、西日本の3つのエリアにわかれており、それぞれに管轄する会社が置かれています。会社名と管轄エリアは以下のとおりです。

  • 東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本):北海道、東北、関東、新潟など
  • 中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本):神奈川、中部、三重、滋賀など
  • 西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本):関西、中国、四国、九州など

以上の各会社が、全国の高速道路の管理や建設、サービスエリアの運営を行っています。

NEXCO(ネクスコ)の主な事業内容

ここではNEXCO各社の事業についてご説明します。

高速道路の管理運営について

高速道路の管理運営について、3社ともに共通して取り組んでいる事業は、高速道路の管理・修繕、更新、交通管理、渋滞対策、料金収受、危機管理となります。

それぞれの事業内容の特徴をご説明します。

高速道路の管理・修繕

安全な道路環境を保持するための日常的な点検や清掃、植栽、補修工事、事故復旧作業などを行っています。

また、雪が多いエリアにおいては、冬季の安全な交通確保のため、除雪作業や凍結防止作業などの雪氷対策を行っています。

交通管理

24時間・365日、高速道路の安全確保のため、ユーザーへの交通情報の提供、道路施設の制御、交通巡回、法令等違反車両の取締りを行うとともに、中央分離帯防護柵強化などの交通安全対策、逆走防止対策、交通安全啓発活動などを実施しています。

渋滞対策

渋滞の発生原因を分析し、ネットワーク整備や車線増設などのハード面の対策、渋滞ポイント標識などによる速度回復情報提供や渋滞予測の提供などのソフト面の対策による渋滞緩和対策を実施しています。

料金収受

料金所での料金収受のほか、ETC時間帯割引やETCマイレージサービス、各社独自の企画割引を実施しています。

この各社独自の企画割引は、NEXCO東日本では「ドラ割」、NEXCO中日本では「速旅」、NEXCO西日本では「みち旅」として発売しています。

このほか、強行突破やETC未課金車両などの不正通行対策も実施しています。

危機管理(災害対策)

高速道路の災害復旧、救命活動支援の他、災害の事前準備として防災体制の確立、休憩施設の防災拠点化などを行っています。

高速道路の料金設定について

NEXCO(ネクスコ)の運営する高速道路の料金設定についてご説明します。

普通車で高速道路を通行した際は以下の計算式により、料金が決定します。

(150円+距離×1kmあたりの料金)×1.1

※端数は四捨五入し、10円単位で求めます。
※1.1は消費税です。

上記の計算式において、普通車の1kmあたりの料金は24.6円です。
ただし、東京や大阪の大都市近郊区間は29.52円、長大トンネル区間は39.36円など、特別料金となる区間があります。

また、100km以上を超える長距離走行時は、100kmから200kmの部分は25%割引、200kmを超える部分は30%割引となります。

サービスエリアの運営について

高速道路に設置されているサービスエリアの運営についても、NEXCO(ネクスコ)各社が執り行い、利便性や快適性の向上に取り組んでいます。

具体的には、情報提供の充実、公衆無線LANの整備、ATMやAEDの設置、トイレの整備などを行っています。

さらに、サービスエリアやパーキングエリアのある地域と連携した店舗やイベントなども実施しています。

その他、各社独自の商業施設ブランドとして、NEXCO東日本の「Pasar(パサール)」、NEXCO中日本の「NEOPASA(ネオパーサ)」「EXPASA(エクスパーサ)」があります。

NEXCO西日本は「モテナス」では独自の食事メニューを取り扱い、早くて正確なサービスを提供しています。

NEXCO(ネクスコ)各社の渋滞予測・通行止め・規制情報について

NEXCO(ネクスコ)各社は、渋滞予測や通行止め、規制情報について以下の方法で情報提供をしています。

  • 本線情報板
  • ハイウェイラジオ
  • 道路交通情報通信システム(VICS)
  • サービスエリア、パーキングエリア(交通モニターや掲示板など)
  • インターネットやスマートフォンアプリ
  • お客様センター

各NEXCOがそれぞれ管轄する高速道路の交通情報により、全国の高速道路の混雑傾向や渋滞予測を可能にしています。

たとえば、以下の国土交通省が発表した「高速道路の交通状況ランキング(平成31・令和元)」などは、公共施設である高速道路を活用する際に役立ちます。

渋滞が発生しやすい場所など、ユーザーが把握したい情報は、各NEXCOが日々蓄積する情報によって可能となります。

渋滞が起きやすい箇所

順位 渋滞損失時間 都道府県 道路名 方向 区間名
1 171.5 神奈川・東京 東名高速道路 上り 海老名JCT〜横浜町田
2 167.0 東京 中央自動車道 上り 調布〜高井戸
3 116.6 神奈川・東京 東名高速道路 上り 東名川崎〜東京
4 110.6 東京・神奈川 東名高速道路 下り 横浜町田〜海老名JCT
5 105.6 埼玉 東京外環自動車道 内回 外環三郷西〜草加
※渋滞損失時間とは、混雑により余計にかかる時間のことです。

上記の表では、大都市中心とその周辺を結ぶ区間で渋滞が発生しやすくなっていることがわかります。

その他にも、全国の高速道路の交通情報を日々記録し、伝達することで、NEXCO中日本が管轄する「御殿場〜大井松田」や、NEXCO西日本が管轄する「摂津北〜近畿吹田」の区間も渋滞が起こりやすいことが明確になっています。

まとめ

NEXCO(ネクスコ)は東日本と中日本、西日本の3社があり、全国の高速道路やサービスエリア・パーキングエリアの管理や運営をしています。

高速道路の利用者には渋滞情報などさまざまな情報を提供し、利便性の向上を図っています。

また、高速道路の管理、修繕、交通安全対策、交通管理、危機管理(災害対策)などを行い、ドライバーの安全を守っています。
高速道路はインフラとして重要な役割を果たすため、NEXCOの理解を深めて、安全なカーライフを送りましょう。

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※記載の情報は、2020年10月時点の内容です。

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