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プリウス30とは。30後期と前期の違いやカスタム。ZVW30について

画像提供元:トヨタ自動車株式会社 画像の転載使用などは禁じられています。

トヨタ「プリウス30」は、現行モデルのプリウス50に世代交代した現在も、多くのユーザーに支持されている人気のハイブリッドカーです。プリウス30とは、どのような特徴を持つ車なのでしょうか。プリウス30の概要とプリウス30の前期と後期の違い、走行性能やエクステリア、インテリアの特長、カスタムなどご説明します。

※2024年2月現在

プリウス30の特徴について

画像素材:PIXTA

プリウス30の歴史やグレード、燃費についてご紹介します。

プリウスZVW30とは

プリウスZVW30は、2009年5月にトヨタ自動車から発売されたプリウスの3代目となるハイブリッドカーであり、プリウス30(または30プリウス)の通称で親しまれています。

プリウスの名称は「〜に先駆けて、〜に先立って」を意味するラテン語に由来します。

プリウスZVW30は、2009年4月に施行されたエコカー減税の影響やトヨタ系列の販売チャネル全店で取り扱ったことなどにより、発売開始後1ヵ月で約18万台の受注を受ける大ヒット車となりました。
2009〜2010年の日本カーオブザイヤーにも選ばれています。

プリウスZVW30のグレード

プリウスZVW30には、以下の6つのグレードがあります。

  • L
  • S
  • S「ツーリングセレクション」
  • G
  • G「ツーリングセレクション」
  • G「ツーリングセレクションレザーパッケージ」

プリウス30前期と後期とは

プリウスZVW30は2011年12月にマイナーチェンジを行いました。
このマイナーチェンジによって、フロントマスクのデザインが変更されました。

フロントグリルやアンダーグリル、フォグランプ回りなどの形状が変更されたことにより、見た目の印象が変わっています。
その他、車両接近通報装置が全車に標準装備されました。

一般的には、この2011年のマイナーチェンジ以前に製造されたものをプリウス30前期、以降に製造されたものをプリウス30後期と呼んでいます。

プリウス ZVW30の燃費

新開発のハイブリッドシステムであるリダクション機構付のTHSⅡを搭載し、高い空力性能と車体全体でのエネルギー効率向上との相乗効果により、高い燃費性能を実現しています。

プリウス ZVW30発売当時のカタログ燃費基準である10・15モードでは38km/L、JC08モードでは32.6km/Lを誇りました。

プリウス30の走行性能について

画像素材:PIXTA

プリウス30は、1.8Lガソリンエンジンにモーターを組み合わせることで、2.4Lエンジンの加速性能と1.5Lエンジン以上の燃費性能を両立しています。

標準の走行モードにプラスして、車の制御を燃費優先にするエコドライブモード、より力強く俊敏な走行を行うパワーモード、モーターのみでの静粛性の高い走行を行うEVモードが搭載されています。

先代モデルとなるプリウス20と比べ、シャーシ剛性を高めることにより、高速走行時の安定性を向上させました。また、軽量化を進めるとともにボディの各所には吸音材や制振材を増やすことで、より静かで快適な走行を実現しています。

プリウス30のエクステリアについて

画像素材:PIXTA

2代目から採用しているトライアングルシルエットを継承してさらに進化させたエクステリアとなっています。先代に比べスポーティさを高めたスタイリングは、流れるようなシルエットとなっており、シャープな印象と高い空力性能を両立しています。

またフロントウインドウの傾斜を強め、ルーフラインのピークを後方にシフトしたことにより、ダイナミックなシェイプに仕立てられました。現在のレベルで見ても、充分に魅力的なフォルムとなっています。

ガラスサンルーフにソーラーパネルを内蔵し、その電力で室内の換気を行うソーラーベンチレーションシステムもオプションで用意されるなど、当時としては最新の技術が採用されています。

プリウス30のインテリア(内装)

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プリウス30のセレクターレバーは、シフト操作をしても中立位置に戻ることで、従来のATとは操作感として差別化を図っています。さらにレバーの配置そのものも、ステアリングに近付けることで操作性を高めました。

ドライバー周囲を、情報を表示するゾーンと操作を行うゾーンに明確に区切ることで、視認性と操作性を高めたコックピットとしています。

インストルメントパネルの表面は、葉脈をイメージしたシボ(凹凸)を採用。運転席シートクッションやスカッフプレート(足元側面の内装材)には環境負荷を低減するエコプラスチックを採用するなど、素材や仕上げもエコロジーを感じさせるものとなっています。

プリウス30の基本スペックについて

画像提供元:トヨタ自動車株式会社 画像の転載使用などは禁じられています。

プリウス30の主なグレードの基本スペックをご紹介します。

グレード G S L
車両型式 DAA-ZVW30-AHXGB DAA-ZVW30-AHXEB DAA-ZVW30-AHXBB
重量(kg) 1,350 1,350 1,310
寸法
全長(mm) 4,460
全幅(mm) 1,745
全高(mm) 1,490
ホイールベース(mm) 2,700
エンジン
エンジン型式 2ZR-FXE
エンジン種類 水冷直列4気筒横置DOHC
排気量(cm2) 1,797
最高出力kW(PS)/r.p.m. 73/99/5,200
最大トルクN・m(kgf・m)/r.p.m. 142(14.5)/4,000
モーター
最高出力kW(PS) 60(82)
最大トルクN・m(kgf・m) 207(21.1)
システム出力kW(PS) 100(136)
バッテリー ニッケル水素電池
※2024年2月現在

プリウス30のカスタムについて

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プリウス30では、フロントスポイラーやリヤスポイラーなどのエアロパーツを装着したり、ホイールを変更したりといったカスタムも人気です。

プリウス30でも前期と後期ではフロントバンパーの形状が異なるため、エアロパーツの形状も異なります。そのためエアロパーツ選択時には、まずプリウス30前期、後期のどちらに適合するものか、確認する必要があります。

まとめ

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プリウス30は、2代目プリウスをさらに進化させ、高効率なパワートレーンによる優れた燃費性能とより力強く快適な走行性能を実現した3代目プリウスです。

プリウスZVW30という型式名に由来して、プリウス30と呼ばれています。2011年のマイナーチェンジの際にエクステリアなどが変更され、このタイミングを境にプリウス30は前期と後期に分けられています。

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※記載の情報は、2024年2月時点の内容です。

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