山陽道（山陽自動車道）とは。山陽道のサービスエリア（SA）とガソリンスタンド。中国道との繋がり

山陽道（山陽自動車道）は、中国道と並んで中国地方を東西に貫く高速道路であり、開通以来中国地方と近畿地方を結ぶ主要な道路となっています。

山陽道に設置されているインターチェンジ（IC）、山陽道上り線・下り線のサービスエリア（SA）やパーキングエリア（PA）の場所、ガソリンスタンドが設置されている場所、山陽道の料金、中国道との接続についてご説明します。

山陽道（山陽自動車道）は、兵庫県神戸市を起点とし、山口県山口市までを結ぶ高速道路で、総延長距離は約461kmです。

起点の神戸ジャンクション（JCT）と終点の山口ジャンクション（JCT）では中国道と接続しており、その間の区間は中国道とほぼ並行して走る路線となっています。

山陽道は、兵庫県神戸市、姫路市、岡山県岡山市、広島県広島市、山口県岩国市などを経て、終点の山口市まで瀬戸内海沿岸の都市を連絡しています。

中国地方や九州地方で作られた農作物や工業製品を、関西の市場に輸送する経路として重要な役割を果たしています。

また、本州と四国を結ぶパイプとしての役割もあり、神戸西インターチェンジ（IC）では神戸淡路鳴門自動車道で徳島県鳴門市とを結んでいます。

さらに岡山県の早島インターチェンジ（IC）では瀬戸中央自動車道で香川県坂出市と、広島県の福山西インターチェンジ（IC）では、西瀬戸自動車道で愛媛県今治市と接続しています。

山陽道のインターチェンジ（IC）の場所を、県別にご説明します。
吉備スマートIC、福山SAスマートIC、沼田PAスマートICはサービスエリア（SA）やパーキングエリア（PA）に設置されたETC専用のICです。なお2024年以降、三木スマートIC（2024年）、篠坂PAスマートIC（2025年）、八本松スマートIC（2026年）が完成予定となります（2024年9月現在）。

兵庫県

神戸北IC、神戸西IC、三木東IC、三木スマートIC（2024年予定）、三木小野IC、加古川北IC、山陽姫路東IC、山陽姫路西IC、龍野IC、龍野西IC、赤穂IC

岡山県

備前IC、和気IC、山陽IC、岡山IC、吉備スマートIC、早島IC、倉敷IC、玉島IC、鴨方IC、笠岡IC

広島県

福山東IC、福山SAスマートIC、福山西IC、尾道IC、三原久井IC、本郷IC、河内IC、高屋IC、西条IC、志和IC、広島東IC、広島IC、沼田PAスマートIC、五日市IC、宮島スマートIC

山口県

岩国IC、玖珂IC、熊毛IC、徳山東IC、徳山西IC、防府東IC、防府西IC、山口南IC、宇部IC、小野田IC、埴生IC

山陽道（山陽自動車道）のサービスエリア（SA）、パーキングエリア（PA）のガソリンスタンドの有無を一覧にしました。（2024年9月時点の情報です）

山陽道におけるガソリンスタンド以外のサービスエリア（SA）やパーキングエリア（PA）のサービスは、「NEXCO西日本」のウェブサイトのサービスエリア情報から検索できます。

山陽道（山陽自動車道）の料金は、車種や通行距離によって異なり、車種は軽自動車など、普通車、中型車、大型車、特大車の5つに分けられています。

NEXCO西日本のウェブサイトでは、高速料金・ルート検索のページから料金を調べることができます。

また、主なインターチェンジ（IC）間の料金がわかる高速道路簡易料金表もウェブサイトに用意されているので、該当する車種や通行予定のエリアを選んで料金を確認することができます。

山陽道（山陽自動車道）は、起点となる神戸ジャンクション（JCT）、終点となる山口ジャンクション（JCT）で中国道（中国自動車道）と接続しています。

神戸ジャンクション（JCT）から山陽道は、海沿いの都市を経由して山口ジャンクション（JCT）までを結ぶ経路となっており、中国道は山間部の都市を結んで山口ジャンクション（JCT）に到達する経路をたどります。

また、兵庫県たつの市で中国横断自動車道姫路鳥取線、岡山県岡山市で中国横断自動車道岡山米子線、広島県尾道市で中国横断自動車道尾道松江線、広島市で中国横断自動車道広島浜田線に接続しており、それぞれ中国道への連絡が可能となっています。

山陽道（山陽自動車道）は、中国地方の沿岸部を走る高速道路であり、中国地方の産業を支える大動脈となっています。

沿線には数多くのサービスエリア（SA）やパーキングエリア（PA）が設置されており、3か所のスマートインターチェンジもあります。

すべてのサービスエリア（SA）やパーキングエリア（PA）にガソリンスタンドや急速充電スタンドが設置されているわけではありません。

山陽道を通行する際は、事前に給油や給電できる場所を確認しておくと安心です。

※記載の情報は、2024年9月時点の内容です。