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『Z世代の環境意識とチル消費に関する実態調査』を実施
山を通じて環境へ意識を向けるZ世代の60.7%が
山への魅力として「チル」を感じるからと回答

〜「ニュース」「ゴミの分別を行うとき」「カフェの紙ストロー」など
日常の中で環境意識を高めるZ世代の実態が明らかに〜

2023年05月22日

チル消費が増加している背景の一つに、現代のストレスフルな社会情勢が影響していることが考えられます。SNSでは「チル」がキーワードにもなっており、チルを感じる方法として自然とのふれあいが挙げられています。

そこでデジタルネイティブ世代であるZ世代1,009名に対し、環境問題を意識する瞬間やその理由を調査しました。

※「チル」とは
「のんびりする・まったりする・くつろぐ・心身をリラックスさせる・落ち着ける」などの状態を指す。

調査サマリー

■調査概要

調査概要:Z世代の環境意識とチル消費に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査機関:株式会社IDEATECH
調査期間:2023年2月7日〜同年2月13日
有効回答:毎日2時間以上SNSを利用している18歳〜26歳未満のZ世代(1990年半ばから2010年代での出生)1,009名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

Z世代の62.2%が、環境問題に対して危機意識あり

「Q1.あなたは、環境問題に対してどの程度危機意識を感じていますか。」(n=1009)と質問したところ、「非常に危機感を感じている」が15.1%、「やや危機感を感じている」が47.1%という回答となりました。

  • 非常に危機感を感じている:15.1%
  • やや危機感を感じている:47.1%
  • あまり危機感を感じていない:24.7%
  • 全く危機感を感じていない:5.6%
  • わからない/答えられない:7.5%

特に「気候変動」や「CO2の排出問題」に危機感を実感

Q1で「非常に危機感を感じている」「やや危機感を感じている」と回答した方に、「Q2.あなたが危機感を感じている環境問題を教えてください。(複数回答)」(n=627)と質問したところ、「気候変動」が63.2%「CO2の排出問題」が56.3%「森林破壊」が48.3%という回答となりました。

  • 気候変動:63.2%
  • CO2の排出問題:56.3%
  • 森林破壊:48.3%
  • 食糧問題:43.7%
  • 海洋汚染:42.6%
  • 水質汚染:37.6%
  • オゾン層の破壊:35.1%
  • ゴミの埋め立て問題:32.2%
  • 放射性物質の廃棄問題:24.6%
  • 酸性雨:15.9%
  • その他:0.8%
     24歳:魚や牛などが絶滅
     22歳:コロナ
     24歳:温暖化
  • わからない/答えられない:2.1%

環境問題に危機意識を持ったきっかけは、「テレビ」が38.9%で最多、次いで「学校の授業」が28.7%

Q1で「非常に危機感を感じている」「やや危機感を感じている」と回答した方に、「Q3.あなたが環境問題に危機意識を持ったきっかけを教えてください。」(n=627)と質問したところ、「テレビ」が38.9%「学校の授業」が28.7%「SDGsが注目され始めてから」が11.0%という回答となりました。

  • テレビ:38.9%
  • 学校の授業:28.7%
  • SDGsが注目され始めてから:11.0%
  • YouTubeなどのSNS:8.9%
  • 自治体や会社の取り組み:2.7%
  • 本・雑誌:2.6%
  • 家族や友人:1.6%
  • その他:2.6%
     21歳:自分の住んでいる場所の変化
     25歳:最近寒暖差が凄いから
     20歳:最近夏が暑すぎる
     24歳:新聞記事
     23歳:大学で論文を読む際、ほとんどの研究に関係してくるから。またIPCCの報告書を読んで特に感じた。
     22歳:推しが掲載されている雑誌が環境問題を取り扱っていたから
  • わからない/答えられない:3.0%

他にも「夏の暑さが年々ひどくなっているのを感じたため」などの声も

Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、環境問題に危機意識を持ったきっかけがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=608)と質問したところ、「夏の暑さが年々ひどくなっているのを感じたため」「動物園で絶滅危惧種をみたこと」など358の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

  • 24歳:夏の暑さが年々ひどくなっているのを感じたため。
  • 25歳:好きなアイドルが環境について考えるキャンペーンをやっていた。
  • 22歳:SDGsについて調べたときに、日本が環境破壊をしていることの重大さに気がついたから。
  • 25歳:最近、冬でも暖かいから。
  • 25歳:就職活動中、いろんな会社の社会貢献や慈善活動の取り組みについて考え始めたことから。
  • 24歳:動物園で絶滅危惧種をみたこと。
  • 25歳:海が汚れていくのを見て。

57.5%が、日常生活の中でも環境を意識

「Q5.あなたは、日常生活の中で環境や自然について意識する瞬間はどの程度ありますか。」(n=1009)と質問したところ、「非常にある」が13.2%「ややある」が44.3%という回答となりました。

  • 非常にある:13.2%
  • ややある:44.3%
  • あまりない:30.2%
  • 全くない:7.0%
  • わからない/答えられない:5.3%

意識する瞬間は、「環境問題に関するニュースや記事を見たとき」や「山に行ったとき」などさまざま

Q5で「非常にある」「ややある」と回答した方に、「Q6.あなたが環境や自然について意識する瞬間はどのようなときですか。具体的に教えてください。(複数回答)」(n=580)と質問したところ、「環境問題に関するニュースや記事を見たとき」が68.4%「ゴミの分別を行うとき」が39.1%「海や川に行ったとき」が34.3%という回答となりました。

  • 環境問題に関するニュースや記事を見たとき:68.4%
  • ゴミの分別を行うとき:39.1%
  • 海や川に行ったとき:34.3%
  • エコバックやマイボトルを活用するとき:29.3%
  • 環境配慮型の商品を購入・利用するとき:23.3%
  • 山に行ったとき:20.2%
  • その他:2.1%
     25歳:普段生活をしていて
     24歳:自動車に乗っているとき
     21歳:生物系YouTubeを見たとき
     22歳:スーパーで買い物をするとき
     19歳:ふるさとの風景を見ているとき
  • わからない/答えられない:2.1%

他にも「自然災害や異常気象」、「バイトで食品を捨てるとき」などに意識するとの声も

Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、環境や自然について意識する瞬間があれば、教えてください。(自由回答)」(n=568)と質問したところ、「自然災害や異常気象」「バイトで食品を捨てるとき」など277の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

  • 25歳:自然災害や異常気象。
  • 22歳:スターバックスが紙ストローになったとき。
  • 18歳:バイトで食品を捨てるとき。
  • 22歳:土地開発などがされているとき。
  • 24歳:節電を意識して生活しているとき。
  • 24歳:道端を歩いていてゴミがポイ捨てされているのを見たとき。
  • 24歳:日に日に夏が暑くなっているのを実感したとき。
  • 22歳:スーパーで買い物をするとき。価格高騰でいつも買えていたものが買えなくなったり、昔はよく食べていたのにいつの間にか食べられなくなっていたものを見つけたとき。
  • 25歳:散歩しながら道端の木や花を眺めているとき。

山に行く際のアクティビティは、「自然探索」が58.1%で最多

Q6で「山に行ったとき」と回答した方に、「Q8.あなたが山に行った際、どのようなアクティビティを行いますか。当てはまるものを教えてください。(複数回答)」(n=117)と質問したところ、「自然探索」が58.1%「キャンピング」が37.6%「サイクリング」が34.2%という回答となりました。

  • 自然探索:58.1%
  • キャンピング:37.6%
  • サイクリング:34.2%
  • グランピング:33.3%
  • スキー・スノーボード:31.6%
  • アスレチック:29.9%
  • ジップライン:17.1%
  • その他:3.4%
  • わからない/答えられない:4.3%

山や森林の魅力は、「日々のストレスを発散することができる」や「チルを感じることができる」などの声

Q8で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.あなたが思う山や森林の魅力を教えてください。(複数回答)」(n=112)と質問したところ、「日々のストレスを発散することができる」が63.4%「チルを感じることができる」が60.7%「感動的な風景や自然を味わうことができる」が60.7%という回答となりました。

  • 日々のストレスを発散することができる:63.4%
  • チルを感じることができる:60.7%
  • 感動的な風景や自然を味わうことができる:60.7%
  • 非日常を楽しむことができる:53.6%
  • 自然のありがたみを感じることができる:53.6%
  • 開放感やスリルを感じることができる:49.1%
  • 自然の中で、自分を見つめ直すことができる:41.1%
  • その他:1.8%
  • わからない/答えられない:0.9%

その他に、「空気が澄んでいる」や「貴重な動植物を見られる」などの魅力も

Q9で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q10.Q9で回答した以外に、あなたが思う山や森林の魅力があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=111)と質問したところ、「空気が澄んでいる」「さまざまな貴重な動植物を見られる」など58の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

  • 24歳:空気が澄んでいる。
  • 24歳:さまざまな貴重な動植物を見られるところ。
  • 20歳:シンプルに山や木が好きで、木漏れ日の中を歩いたり木の匂いや空気を感じるのが好き。
  • 24歳:山や自然は、人の心を癒す効果がある。
  • 18歳:開放感があり日常を忘れられる。
  • 24歳:静かで風の音が聞こえ、現実の世界と離れた感じ。
  • 25歳:ひとつひとつの木に個性があってとても面白いこと。
  • 23歳:星が綺麗。

まとめ

今回の調査を通じ、Z世代の多くが環境問題に危機感を持っているという実態が明らかになりました。

特に「気候変動」や「CO2の排出問題」に関する危機感が高く、約6割ものZ世代が日常生活を過ごす中、「環境問題に関するニュースや記事を見たとき」や「山に行ったとき」などさまざまな場面で環境を意識しているようです。

近年では、キャンプや自然に触れる体験によるチル消費が注目されており、今回の調査でも山や森林の魅力について聞いたところ、「日々のストレスを発散することができる」や「感動的な風景や自然を味わうことができる」などの声が挙がりました。

このような自然の中での体験を求め、SNSやデジタル文化から離れる「デジタルデトックス」という言葉も生まれました。デジタルと当たり前に触れ合う世代だからこそ、対極とも言える自然への関心も高いことが推察できます。

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