閉じる

家族間における自動車保険の名義変更

  • シェア
  • ツイート
  • LINEで送る
  • はてブ
家族間における自動車保険の名義変更

自分の名義で車を保有してきたものの、これからはご家族に愛車を譲りたいと考えている方もいるでしょう。その際、車の所有者名義以外にも注意しなければならないこととして、自動車保険(任意保険)の名義変更があります。

自動車の名義変更と自動車保険の関係

自動車そのものは、車検証の名義変更手続きをすることによって所有者変更をすることは可能です。たとえば子どもが免許を取って、自分が運転しなくなったのを機に譲渡する場合などがあります。このような場合に、車の名義変更は行ったものの、自動車保険の名義を変更し忘れるといったことがないように注意が必要です。

自動車保険の名義変更の手続きを忘れると、いざ事故が起きた場合に補償を受けられない可能性があるので、必ず手続きを済ませましょう。たとえば、自動車保険に、子供の年齢を補償できない年齢条件を設定したまま車を子どもに譲って、子どもがその年齢条件を満たしていなければ補償が受けられなくなってしまいます。
事前に子どもに名義変更し、その子どもが補償される契約内容とすることで、このようなトラブルは避けられるはずです。

保険の名義とは?

そもそも自動車保険の名義には、契約者、記名被保険者、車両所有者という3種類があることをご存知でしょうか?それぞれの違いについて、自動車保険の名義変更手続きをする前に覚えておきましょう。

まず契約者とは、自動車保険のお申込みや保険料の支払いをし、その契約を管理する人のことです。事故を起こして保険金を請求する場合、原則契約者の同意が必要となります。

次に記名被保険者とは、契約の車を主に運転する人のことをいい、補償の中心となる人です。自動車保険に加入する場合にはノンフリート等級が適用され、等級によって保険料の割引率が変わってきます。このノンフリート等級を持っているのが記名被保険者です。ちなみに記名被保険者の名義変更手続きをすると、その等級を引き継がせることとなります。

最後に車両所有者があります。車両所有者とは文字通り、車を所有している人のことです。原則車検証に記載されている所有者となることが多いです。

名義変更をする際のメリットと注意点

名義変更をする際のメリットと注意点

前述の通り、等級を持つのは記名被保険者です。等級(制度)とは、事故(保険金請求)歴に応じた保険料の割引・割増を適用するための制度のことをいいます。つまり、無事故の実績がある場合には、その分保険料が割引されています。記名被保険者の名義を変更することで、等級が無くなってしまうのであれば、もったいないと感じる方もいるでしょう。

しかし記名被保険者を同居している家族に変更をすることで、それまで適用されていた等級を引き継ぐことが可能です。たとえば、子どもが免許を取得したため車も記名被保険者の名義も変更したい、といったケースで、同居の親族であれば等級を引き継ぐことができるのです。また、これは原則どこの保険会社であっても共通です。

契約に適用されている等級が7等級以上であれば、記名被保険者を名義変更することで新規加入するよりもお得な保険料となることが多いです。その他のケースでも等級を引き継げるのかどうか疑問がある方や、具体的な手続きの方法が気になる方は、加入している保険会社に相談してみると良いでしょう。

なお、前の記名被保険者が5等級以下だった場合は注意が必要です。車を譲り受けて自動車保険に新規加入する場合、同居の親族間であればこの5等級以下の等級は引継がれる仕組みとなっています。5等級以下の場合、原則基本保険料よりも保険料が高くなるため、思っていたよりも保険料の負担が大きくなってしまうこともあるでしょう。同居親族から車を譲り受ける場合、必ず前の記名被保険者の等級を確認するようにしましょう。

同居でなくとも夫婦間であれば名義変更が可能

自動車保険の記名被保険者の名義変更とともに等級引継ぎができるのは、原則として同居している家族間のみです。しかし例外もあり、夫婦間であればたとえ別居している場合でも、記名被保険者の名義変更をすることで等級も引き継がれます。

ケースとしては、たとえば夫が転勤で単身赴任することになった場合などが考えられます。単身赴任などで遠方に何年か離れて暮らすことになった時に、記名被保険者の名義を、主に運転することになる妻に変更したいというケースもあるでしょう。そのような場合でも、夫に適用されていた等級を妻に引き継ぐことができるのです。

ちなみに、ここでいう「夫婦」とは法的手続きをしていない内縁関係にある場合でも、引継ぎは可能です。その他には同居している親族でもOKですが、たとえば甥や姪のような直接記名被保険者と血のつながりのないような場合でも、一定範囲内の親族であれば同居をしていれば等級を引き継がせることができます。

子どもが別居になる際は要注意

子どもが別居になる際は要注意

免許をとった子どものために、親が車を購入するケースもよくあるでしょう。この場合、車検証や保険証券、記名被保険者の名義は、子どもが使用している自動車であってもすべて親の名義になっていることがあるかと思います。しかし、子どもが就職や結婚などで家を離れることになったといったときには、等級の引継ぎができなくなる恐れがあるので注意が必要です。

同居している段階で名義変更を保険会社に申し込めば等級引継ぎができますが、すでに別居している場合には、新規契約で6等級からスタートする必要があります。年齢の若い人が新規契約をする場合は保険料が高額になることがあるので、子供に等級を引き継がせたいのであれば、引っ越す前の段階で車検証や記名被保険者の名義を確認し、親の名義になっていたら速やかに名義変更手続きを済ませましょう。

結婚や就職をしても、子どもが実家で引き続き生活することもあるかもしれません。その場合には、同居家族という等級引継ぎの条件を満たしているので、いつ記名被保険者の名義を変更しても引継ぎ可能です。

車を手放す場合に等級を引き継ぐ方法

複数台の車を持っている方の場合には、車を手放すタイミングに合わせて等級だけを引き継がせることも可能です。手放す車に適用されていた等級の方が高い場合には、等級だけを引き継ぐことで保険料がお得になります。まずは、処分する自動車を廃車・売却手続きする予定日を決め、保険会社に連絡しましょう。その上で、乗り続ける自動車に対して自動車保険の車両入替の手続きをすることで、等級の引継ぎができます。

通常の引継ぎと異なるのは、古い自動車は廃車もしくは売却しなければならない点です。等級は、所有している車同士での引継ぎはできませんが、車を手放した場合にのみ、引継ぎが可能となります。

また、上記のような車両入替をせずに、廃車した自動車の等級を先々まで保管しておくことができる「中断証明書」をとっておく方法もあります。もし他に所有する車が無かったり、他の車の等級がすでに高いような場合には、中断証明書をとっておくことをお勧めします。

等級の引継ぎは、大前提として同居の親族間でないとできないという点にも注意しておきましょう。

いずれも同居や配偶者であることが前提!

いずれも同居や配偶者であることが前提!

ここまで見てきておわかりのように、家族間であれば自動車保険の名義変更をすることで、その人の等級を引き継ぐことが可能です。20等級などの高い等級を持っているのであれば、引き継ぐことで大幅な保険料の割引も期待できます。
ただし前提条件として、等級の引継ぎが可能な範囲は、同居している家族もしくは配偶者であることと決められています。この点は絶対に忘れないようにしましょう。特に先ほども紹介したように、子どもが車を運転していて就職や結婚などを機に別居になった場合、等級引継ぎの条件から外れてしまいます。

家族間で車両の譲渡などを検討している人がいれば、自動車保険の名義変更も忘れずに行うよう心がけましょう。自分の等級が引き継げるかどうか不安というのであれば、加入している自動車保険の保険会社に相談してみるのがお勧めです。等級引継ぎが可能か、引継ぎにあたってどのような手続きをすればいいか、丁寧に説明してくれるはずです。

この記事が気に入ったら、
SNSで家族や友人にシェア!

  • シェア
  • ツイート
  • LINEで送る
  • はてブ

チューリッヒの自動車保険

インターネットから申し込むと、
初年度最大21,000円割引

  • インターネット割引(最大20,000円)、e割(最大500円)、早割(最大500円)の合計金額。各種割引項目の詳細はこちらをご確認ください。
  • お電話でお手続きされた場合“インターネット割引”は適用されません。

DM170309-2(2)

「保険の手続き」の記事一覧

この記事が気に入ったら、
SNSで家族や友人にシェア!

  • シェア
  • ツイート
  • LINEで送る
  • はてブ

チューリッヒの自動車保険
ネット申込みで最大21,000割引!

  • お電話でお手続きされた場合インターネット割引は適用されません。

自動車保険 お見積り