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車両保険とは。補償範囲や仕組みをわかりやすくご説明

公開日:2025年4月21日

車両保険とは。補償範囲や仕組みをわかりやすくご説明

車両保険とは、自分の車の修理費用などを補償するための保険です。自動車保険(任意保険)に含まれる補償のひとつで任意で契約できます。

車両保険には複数の補償タイプがあり、契約する補償タイプによって補償範囲が異なります。車両保険を付けると保険料は割高になりますが、補償範囲が限定されるタイプを選んだり、免責金額(自己負担額)を増やしたりすることで、保険料を抑えることが可能です。

保険料と補償内容のバランスをみて、自分にあった車両保険を選びましょう。

車両保険がいらないといわれる理由は?本当に必要か?

ポイント

  • 車両保険は任意で加入できますが、車両保険にのみ加入することはできません。
  • 車両保険にオプションで特約を追加することで、補償範囲をより充実させることができます。

目次

車両保険とは。自分の車の修理費用などを補償するための保険

車両保険とは、契約している車が交通事故や自然災害、盗難などにあった際に、修理費用などを補償する保険です。自動車保険(任意保険)に含まれる補償のひとつです。

車両保険への加入は任意であり、契約者が自由に付帯するかどうかを選べます。ただし、原則として車両保険だけに加入することはできず、自動車保険に付帯する形でのみ契約可能です。
車両保険は、車両入替するタイミングであれば、契約後に補償を追加したり削除したりできます。

基本補償には自分の車に関する補償が含まれていない

一般的な自動車保険は「基本補償」と「特約」で構成されており、自分に必要な補償をカスタマイズできます。
自動車保険では、一般的に対人賠償や対物賠償などを基本補償としています。事故が起きた際の相手の車や相手方への損害に対する補償は含まれていますが、自分の車にかかる修理費用は含まれていません。

車両保険に加入すれば、車が損害を受けて修理や買い替えが必要となった場合の費用を保険金でカバーできるため、予期せぬ大きな出費に備えられます。

図表:自動車保険(任意保険) 【基本となる補償】事故の相手の方への補償 ご自身と同乗者の方への補償 + 【オプション補償】カスタマイズ可能なさまざまな補償

※ チューリッヒのスーパー自動車保険では搭乗者傷害保険に代わり人身傷害定額払保険が付帯されます。

車同士の事故の場合は、相手方が加入している自動車保険の対物賠償保険から車の修理費用が支払われます。ただし、相手方の対物賠償保険だけでは車の修理費用を賄えない場合があるため注意が必要です。

車同士の事故では、双方の過失割合(事故に対してどれだけの責任を負うか)によって支払われる保険金額が異なります。
車両保険に加入していれば、自分の過失割合の分も保険金が支払われます。

車両保険がいらないといわれる理由は?本当に必要か?

車両保険の補償範囲

車両保険には、補償範囲の異なるタイプが用意されており、どのタイプを契約するかは契約者が選択できます。
チューリッヒでは、以下の3つの補償タイプがあります。

  • ワイドカバー型(一般条件):ほとんどの事故が補償される
  • 限定カバー型:限定された事故のみ補償される
  • 全損のみカバー型:車両の修理が不可能な全損とみなされた場合のみ補償される

※「ワイドカバー型」の正式名称は「車両保険/一般条件」、「限定カバー型」の正式名称は「車両危険限定補償特約」、「全損のみカバー型」の正式名称は「車両危険限定特約(全損のみ補償型)」です。

ワイドカバー型(一般条件)と限定カバー型の補償範囲の違い

限定カバー型の補償範囲は、ワイドカバー(一般条件)に比べて狭くなっています。

限定カバー型で補償されるのは、車対車の衝突・接触などの相手がいる事故や、火災・盗難などで車に損害を被った場合です。相手を確認できないもらい事故や、運転ミスなどにより電柱やガードレールにぶつけたといった単独事故では保険金が支払われません。

補償範囲が狭くなる分、「ワイドカバー型(一般条件)」の車両保険より保険料が割安になることが特長です。

車両損傷や被害の原因 ワイドカバー型
(一般条件)
限定カバー型
台風・竜巻・洪水・高潮
火災・爆発
飛来物・落下物の接触(※1)
盗難
いたずら(※2)・落書き・窓ガラスの破損
他の車(※3)との接触で相手がわかる場合
他の車(※3)との接触で相手がわからない場合(当て逃げ) ×
車以外の物・動物・人との接触 ×
自転車との接触 ×
墜落・転覆 ×
地震、噴火、それによる津波 ×(※4) ×

※1 雹(ひょう)や霰(あられ)などによる自然災害を含みます。
※2 ご契約の車の運行中の損害や、他の自動車との衝突・接触による損害を除きます。
※3 他の車は二輪自動車および原付自動車を含みます。
※4 「地震による車両全損一時金特約」を付帯いただくと、「全損」となった場合に一時金をお支払いします。ワイドカバー型(一般条件)に付帯いただけます。

車両保険のエコノミー型と一般型の違い

全損のみカバー型の補償範囲

「全損のみカバー型」では、衝突・接触・墜落・転覆・物の飛来、物の落下・火災・爆発・盗難・台風・洪水・高潮その他偶然な事故によって車が全損となった場合に、保険金が支払われます。

「全損」とは、修理不可能の状態まで損傷している場合や車の修理費が保険価額を超える場合、盗難により車が見つからない場合など、保険金額全額の支払いを要するような損害のことです。

修理可能な状態で、かつ修理費が時価額もしくは保険価額を下回る「分損」の場合は「全損のみカバー型」では保険金が支払われません。そのため、ワイドカバー型や限定カバー型と比較すると保険料がリーズナブルになります。

車両保険に追加できる特約の種類

チューリッヒでは、車両保険に付随する特約を用意しています。
オプションで特約を追加することで補償範囲をより充実させられるため、加入がおすすめです。

免責ゼロ特約

「免責ゼロ特約」とは、契約期間中の1回目の事故に限り、免責金額がゼロになる特約です。

事故により車を修理する場合、修理費用から免責金額(自己負担金)を差し引いた金額が保険金として支払われます。しかし、免責ゼロ特約を付帯することで、ご契約期間中1回目の事故に限りこの免責金額がゼロになります。

ただし、この特約を付帯できるのは7等級以上の方で、6等級以下など免責金額が7万円の場合は付帯できません。
チューリッヒの免責ゼロ特約は、以下の2種類があります。

  • 免責ゼロ特約(車両事故免責金額ゼロ特約)
    事故の形態に関わらず1回目の事故の免責金額がゼロとなります。
  • 免責ゼロ特約<車対車>(車両事故免責金額ゼロ特約<車対車事故のみ>)
    相手自動車との衝突・接触により被保険自動車に損害が生じた場合で、相手自動車とその運転者または所有者が確認された場合にのみ1回目の免責金額がゼロとなります。

車内身の回り品特約

「車内身の回り品特約」とは、衝突、接触など偶然な事故によって、車内やトランクに積んでいた身の回り品に生じた損害を補償する特約です。

ゴルフやキャンプなどによく行く方は、車内身の回り品特約を付帯し、保険金額を高めに設定しておくことをおすすめします。免責金額(自己負担金額)は1事故につき5,000円です。

代車提供特約

「代車提供特約」とは、車両保険金が支払われる事故で、車の修理または買い替えのために代車が必要となった場合に、代車を手配・提供してもらえる特約です。
たとえば、事故による修理で車を10日間使用できないといったときに便利です。特に通勤や通学などで車を毎日使うような方は、代車提供特約の付帯をおすすめします。

地震等による車両全損一時金特約

「地震等による車両全損一時金特約」では、地震・噴火・津波によって車が全損した場合に、一時金として50万円※1が支払われます。
※1 車両保険金額が50万円未満の場合は、車両保険金額と同額をお支払いします。

車両保険では、補償範囲が広いワイドカバー型(一般条件)であっても、地震・津波による車両損傷は補償されません。しかし「地震等による車両全損一時金特約」を付帯していれば、より幅広い被害にも対応できます。

「地震等による車両全損一時金特約」は、ワイドカバー型(一般条件)の車両保険を契約している場合にのみ付帯できます。なお、本特約における「全損」とは、ご契約の車の損害の状態が、主に以下の基準に該当する場合をいいます。

  • 流失または埋没し、発見されなかったとき
  • 運転者席の座面を超える浸水を被ったとき
  • 全焼したとき
  • 損傷を修理できず、廃車になったとき

車両保険金額と免責金額について

事故で修理が必要となり車両保険を使う場合、車両保険金額から免責金額を差し引いた金額が支払われます。全損の場合は、免責金額の設定の有無に関わらず車両保険金額の全額が支払われます。

車両保険金額とは。保険金の支払上限額

「車両保険金額」とは、車両保険を付帯する際に設定される、保険金の支払上限額のことです。
チューリッヒの場合、車の初度登録年月や型式をもとに保険会社が定める上限額と下限額の間で、車両保険金額を設定します。

現在自動車保険に契約している車の場合、保険証券に記載された車両保険金額の90%を目安に設定することをおすすめしています。購入したばかりの車で初めて自動車保険を契約する場合は、カーナビなどの車両に固定されるオプションも含めた新車購入時の金額を目安に設定しましょう。

車両保険金額の目安はいくら?決め方や計算方法

全損の場合は保険金額の全額が支払われる

免責金額を設定していても、全損の場合は保険金額の全額が支払われます。
全損とは、以下のいずれかの場合をいいます。

  • 車の修理費が保険金額以上となる場合
  • 盗難により車が発見されない場合
  • 車が修理不可能の状態まで損傷してしまった場合

さらに、チューリッヒの場合は保険金額の5%(10万円を限度)が臨時費用保険金として支払われます。

全損とは。車両保険の全損扱いや経済的全損

車両保険で補償されるケース

ここからは、車両保険で補償されるケースを挙げながら、車両保険の仕組みをわかりやすくご説明します。

【事故の状況】
事故内容 運転中に他の車と接触し、車の一部が破損した
車両保険で補償されるケース例(運転中に他の車と接触し、車の一部が破損した)

運転中に他の車と接触し、車の一部が破損した場合は、ワイドカバー型(一般条件)と限定カバー型のどちらも補償の対象です。
相手のいる事故の場合、相手から支払われる金額が免責金額に充てられるため、相手からの補償金額が免責金額を上回っていれば、自己負担なしで補償を受けられます。

【事故の状況】
事故内容 駐車中に車に衝突され、車の一部が破損した(相手は不明)
損害額 自分の車の修理費用50万円
車両保険で補償されるケース例(駐車中に車に衝突され、車の一部が破損した)

相相手が不明のもらい事故の場合、限定カバー型は補償対象となりません。ワイドカバー型(一般条件)を契約していた場合のみ、修理費用50万円から免責金額を引いた金額が支払われます。(6等級以下の場合は免責金額7万円で43万円、7等級以上の場合は免責金額5万円で45万円が支払われます)。

【事故の状況】
事故内容 ガードレールに接触した
損害額 自分の車の修理費用10万円
車両保険で補償されるケース例(ガードレールに接触して車が破損した)

車以外の物との接触事故は、限定カバー型の場合は補償対象となりません。ワイドカバー型(一般条件)を契約していた場合のみ、修理費用10万円から免責金額を引いた金額が支払われます。(6等級以下の場合は免責金額7万円で3万円、7等級以上の場合は免責金額5万円で5万円が支払われます)。

車両保険の自損事故(単独事故)時の補償や使い方

車両保険で補償されない主な範囲

「車を他人にぶつけられた」「自然災害にあって車が故障した」といった場合でも、車両保険で補償されない事故やトラブルもあります。車両保険が適用されない例を、保険に加入する前に把握しておくことが大切です。

たとえばチューリッヒの場合、以下の損害に関しては、補償タイプに関わらず車両保険の補償を受けられません。

  • 保険契約者、被保険者または保険金を受け取る方の故意または重大な過失によって生じた損害
  • 地震、噴火、津波によって生じた損害
  • 無免許運転、麻薬などの影響で正常な運転ができないおそれがある状態での運転、酒気を帯びた状態での運転の場合に生じた損害
  • 被保険自動車に存在する欠陥、腐食その他自然の消耗による損害
  • 故障損害
  • タイヤ(チューブを含む)に生じた単独損害(ただし、火災・盗難による場合を除く)

車両保険に加入できない車と理由

車の状態や契約条件によっては、車両保険に加入できないことがあります。保険会社によって規定が異なる場合があるため、申し込む前に確認するとよいでしょう。

たとえばチューリッヒでは、以下の場合は車両保険を付けられません。

  • 一部メーカ―のスポーツカータイプの車
  • 発売されたばかりの車
  • 車両保険金額が1,500万円※1を超える車
  • 初度登録年からの年月の経過によって市場販売価格相当額が算出できない車
  • 3等級以下で契約する場合
  • 初めて契約される場合などに適用される6等級で、年齢条件を限定せず契約するとき(6A等級でのご契約)※2

※1.用途車種が自家用普通乗用車および自家用小型乗用車の場合となります。上記2車種以外の場合は1,000万円を超える車とします。
※2.初度登録年月から保険始期が1ヵ月以内の場合など例外的に付帯可能な場合があります。

車両保険の使い方

事故などにより車両に損害が生じた場合は、まず保険会社の事故・故障受付専用ダイヤルに連絡しましょう。緊急時でなければインターネット上での事故受付も可能な場合があります。

契約内容の確認後、担当者から保険金請求の流れや必要書類の説明が行われ、必要書類提出後、保険会社による損害の調査が完了すると保険金が支払われます。
なお、免責金額(自己負担金額)は修理工場などの支払先に直接支払いましょう。

チューリッヒの車両保険について詳しくはこちら

金子 賢司
金子 賢司

車両保険は自身の過失分も補償される他、自損事故や自然災害、いたずらなどで自身の車が損害を受けたときにも保険金が受け取れます。安心して愛車に乗りたい方はワイドカバー(一般条件)の加入をご検討ください。

車両保険に関するよくあるご質問

Q車両保険に入っていない状態で事故を起こすとどうなりますか?
A

自損事故の場合、自分の車の修理費用や買い替え費用は全額自己負担となります。

相手がある事故の場合は、相手が加入する任意保険の対物賠償保険で修理費用が支払われますが、自分の過失割合の分は自己負担になります。たとえば「自分3:相手7」の事故であれば、3割は自己負担です。

Q車両保険にはどのくらいの人が加入していますか?
A

チューリッヒの場合、車両保険の加入割合は約54%で、半数以上の方が車両保険を付帯しています。特に、補償範囲の広い「ワイドカバー型」を選ぶ方が多い傾向です。

Q車の盗難にあったときは、車両保険で補償されますか?
A

チューリッヒの場合、盗難は車両保険の補償タイプに関わらず補償対象です。

自動車の盗難は「全損扱い」になるため、車両保険金額の全額が支払われます。盗難の場合には警察への届出が必要です。

※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。

※チューリッヒの自動車保険に関する内容について
本記事内で紹介しているチューリッヒの自動車保険に関する内容につきましては、ご契約の保険始期および契約条件によって、ご契約のお客さまに適用されない場合がございます。
必ずお客さまの保険証券、約款、重要事項説明書の記載などをご確認ください。

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