更新日:2022年7月4日
公開日:2020年9月28日
車の乗り換えや家族構成に変化があった場合は、自動車保険の見直しが必要です。
自動車保険は、特約や補償内容によって保険料が大きく変わります。少ない補償では、万が一の事故から家族を守ることができず、過大な補償では保険料が家計を圧迫してしまいます。
自動車保険を検討する際は、ご家族の状況と補償内容を把握したうえで、適した保険を選びましょう。
30代、40代、50代の各年代別に合わせた特約や補償内容、おすすめの自動車保険を保険料別にご説明します。
自動車保険は年齢や補償内容によって保険料が異なります。加入の際は、ご自身や家族の年齢から適切な補償を選び、検討しましょう。
こちらでは、30代・40代・50代のおすすめプランと自動車保険料についてご説明します。ご自身の条件に近い例を見て、保険選びの参考にしてください。
契約内容・詳細条件はこちら
保険料および契約内容・条件などは、保険始期日により異なります。
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保険料および契約内容・条件などは、保険始期日により異なります。
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保険料および契約内容・条件などは、保険始期日により異なります。
自動車保険を選ぶ際に補償内容はもちろんのこと、事故の対応やロードサービスなど契約前に押さえておくべきポイントが多くあります。
ご自身にとって必要な補償を考えたうえで、保険料と補償内容のバランスを考えましょう。
万が一の事故に備えるためには、補償内容や範囲を広げることが必要です。
しかし、大きな補償を得るには当然、保険料が高くなってしまうので、ご自身に必要な範囲でバランスよく加入する必要があります。
無駄な保険の選び方の例として、21歳未満が運転することがない場合の「全年齢補償契約」や、本人以外は免許を所持していないのに「本人・配偶者限定」でなく「家族限定特約」を付帯するなどが考えられます。
他にも、契約者の年齢や性別、運転者の範囲や事故歴、用途、走行距離によって保険料が変わります。
保険会社によって保険料や特約の内容が異なるので、実際に見積りを行ったうえで比較をしていきましょう。
自動車保険を選ぶうえで、事故対応の充実度は非常に重要です。
事故対応では、負傷者の救護や二次災害防止、警察への連絡などさまざまな対応に迫られます。突然の事故は判断力を失い、冷静に対処できなくなるケースがあります。
このような事態に備えて、信頼できる保険会社と契約することが大切です。
チューリッヒでは、24時間・年中無休で事故受付しており、事故相手との連絡や代車の手配、修理工場への連絡、医療機関への確認、事故解決までの流れのご説明などの初期対応を行っています。
夜間や休日の事故に対応していない保険会社もあるので、事故対応の有無・充実度は契約前に必ず確認しておきましょう。
ロードサービスは、車の故障やパンクなど車が自走できなくなった際に利用するサービスです。帰省や旅行など長距離運転をする際に欠かせない存在であり、強い味方となります。
保険会社によっては、ロードアシスタンスやアシスタンスサービスとも呼ばれています。
提供している保険会社によって、レッカーサービスの有無や無料移動距離など補償内容が異なるため、自動車保険を検討する際には、万が一の事態に備え、ロードサービス内容を確認しておきましょう。
自動車保険の申込み方法は、主に通販型と代理店型の2種類あります。申込み方法によって、保険料や手続き方法が異なるため、契約前に特徴を押さえておくことが大切です。
通販型自動車保険は、インターネットや電話で申込み、保険会社と直接契約するため「ダイレクト型」とも呼ばれています。インターネットや電話回線があれば、窓口に出向く必要がなく、申込みに時間をかけたくない方におすすめです。
また、事故が起きた際に事故担当者から直接報告を受け、事故を解決します。そのため、代理店型より保険料を抑えられるケースも少なくありません。
代理店型自動車保険は、保険会社から委託された店舗を通じて申込みを行う方法です。
主に自宅や職場、窓口などで自動車保険会社スタッフから説明を受け、契約する形が取られており、契約者ごとに担当者がつくことが大きな特長です。
通販型自動車保険より割高となってしまうケースもありますが、担当者に相談しながら特約や補償内容などを選択できるメリットがあります。
自動車保険は、対人賠償や対物補償などの基本補償に加えて、オプションとして選択できる「特約」があります。自動車保険における最適な特約は、年代や家族構成によって異なります。
こちらでは、3つのおすすめの自動車保険特約をご説明します。
人身傷害(搭乗中のみ補償)特約は、人身傷害保険の基本補償の範囲を、被保険者が被保険自動車搭乗中のみに、限定する特約です。
基本補償の人身傷害保険は、被保険者が所有していない自動車に搭乗し、起こした事故も補償されます。
しかし、人身傷害(搭乗中のみ補償)特約は、被保険者が所有している自動車による事故に限定されるため、基本補償より月々の保険料を安く抑えられます。
人身傷害(搭乗中のみ補償)特約では他の車に搭乗中の事故や歩行中などの自動車事故が補償範囲から外れる代わり、月々の保険料を安く抑えることができます。
また、自動車を2台保有している方は、1台目に人身傷害保険を付帯し、2台目は人身傷害保険+人身傷害(搭乗中のみ補償)特約を付帯することで保険料をおさえて、2台目も他の車に搭乗中の事故、歩行中などの自動車事故の補償が適用されます。
傷害特約は契約中の自動車に搭乗中の事故だけではなく、ほぼすべてのケガを補償してくれる特約です。
傷害特約は、契約者本人を補償するタイプや夫婦の補償、配偶者や同居家族までを補償範囲とする3つのプランから選択できます。
ただし、契約中の自動車に起因する傷害は補償適用外となるので注意しましょう。家族構成や必要な補償に合わせて検討することが重要です。
ファミリーケア特別見舞金特約は、被保険者が要介護状態(後遺障害1等級~3等級まで)や死亡した際に支払われる人身傷害定額払保険・搭乗者傷害保険などの保険金が1名ごとに100万円追加で支払われる特約です。
記名被保険者、配偶者および記名被保険者または配偶者の父母または子まで含まれており、幅広く補償を充実させることができます。
自動車保険の補償内容や特約は、被保険者の年齢や家族構成の変化によって適切な見直しが必要です。また、年齢別で人気がある自動車保険もすべての方におすすめできるわけではありません。保険会社への相談や資料請求を活用し、ご自身の状況や環境に合わせた保険を検討していきましょう。
必要な補償はお客さまのご家庭の状況によりそれぞれ異なりますが、ある程度近いケースがあると、保険を選ぶ際のよい目安になるはずです。
一級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得後、2020年5月に金融コラムニストとして独立。企業に属さないFPとして投資商品の選び方を中心に情報を発信。
資産運用・生命保険・相続・ローンなど、多岐に渡るジャンルの執筆及び監修業務を手掛け、関わった記事数は500を超える。
一級ファイナンシャル・プランニング技能士
CFP
DCプランナー2級
基本的には、乗る人を限定しない「限定なし」、同居の親族・別居の子供(未婚)を対象とする「家族限定」、本人と配偶者を対象とする「本人・配偶者限定」、本人のみを対象とする「本人限定」の4つがあります。保険会社によっては取り扱っていない場合もありますので、確認が必要です。運転者を限定すると、限定の範囲外の人が契約者の自動車を運転して万が一事故を起こした時には補償を受けられません。
※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。
※チューリッヒの自動車保険に関する内容について
本記事内で紹介しているチューリッヒの自動車保険に関する内容につきましては、ご契約の保険始期および契約条件によって、ご契約のお客さまに適用されない場合がございます。
必ずお客さまの保険証券、約款、重要事項説明書の記載などをご確認ください。